「ウイルソンの屋久島」Have you read this ?

  先日、NPO法人屋久島エコフェスタの古居智子さんから、彼女の著書「ウイルソンの屋久島-100年の記憶の旅路」(H25.11刊行、南日本出版文化賞受賞)がハーバード大学のウェブサイトに紹介されたというメールが届いた。

You may be interested in knowing that we chose Wilson’s Yakushima: Memories of the Past as one of our featured books last month on our website:

http://arboretum.harvard.edu/library/have-you-read-this/have-you-read-this-archive/

I also wrote a blog post earlier this year to commemorate the 100th Anniversary of Wilson’s discovery of the Yakusugi Stump that would later bear his name (your book was a primary source of my research material): http://arboretum.harvard.edu/ernest-henry-wilson-yakushima-and-the-wilson-stump

 早速、記事を読んで彼女にメールを送ったら、次のような返信がきた。

「イギリス、コッツウェルズのChipping Campdenというウイルソンの生誕地を先日訪れて、そこのWilson Memorial Gardenを取り仕切っているHistorical Societyの方たちに会ってきたのですが、そこでも私の本はおおモテで、添付のような紹介文書(省略)が会員に送られることになりました。本を英文併記にして正解でした。大変でしたが・・

ウイルソンの日本での滞在についてしっかり調べた人がいないのと屋久島の存在もみなさん初耳で大喜びされました。私の夢はこの町と屋久島を結びつけることです。新理事長にも囁いておいて下さい。」

 先日、屋久島環境文化財団に小野寺理事長が誕生し、同じ日に私は評議員に就いた。

 新理事長から「何かやるぞ」とのメールが送られてきた。さらにダイナミックな情報発信を考えているらしい。「古居さんの提言も含め、ネタはいろいろありそうです。」と囁いておこう。

 ちなみに、先のウェブサイトには、屋久島が次のように紹介されている。

岩田治郎 2014.7.14