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ChatGPTは「環境文化」をかく語りき。

最近、ChatGPTが世間を騒がせている。先日、O教授からChatGPTの「環境文化とは何ですか?」との問いに対する解が送られてきた。5月20日と24日の2日分があった。進化するらしい。5月24日バージョンを紹介する。   「環境文化とは、自然環境や人間の文化・社会との相互作用に焦点を当てた概念です。環境と文化は密接に結びついており、人間の行動や価値観、伝統、信仰体系などが環境に影響を与え、逆に環境が人間の文化に影響を与える関係にあります。 環境文化は、人々が特定の地域や共同体において継承してきた知識、技術、習慣、芸術、祭り、神話などの要素から成り立っています。これらは、地域の自然環境や生態系との調和や依存関係を反映しています。例えば、特定の地域の民族集団が伝統的な農業方法を実践し、その地域の生態系と調和しながら環境を利用してきた場合、それはその地域の環境文化の一部と言えます。 環境文化は、持続可能な開発や環境保護の観点からも重要です。伝統的な知識や文化的な実践は、持続可能な資源管理や環境保護のための貴重な情報源となり得ます。また、環境に対する文化的なつながりや意識は、人々の環境への関与や保護活動に影響を与えることがあります。 環境文化は、文化多様性や生物多様性とも関連しています。地球上の異なる地域や文化圏では、環境への価値観や取り組み方が異なることがあります。環境文化の保護や促進は、地域の文化的な多様性や生物多様性の維持にも寄与することができます。  環境文化は、人間と自然環境のつながりを深め、持続可能な未来を築くために重要な概念です。環境問題や文化の変化に対応しながら、環境と文化の相互作用を理解し、保護と継承を促進することが求められています。」   「環境文化」を幅広い視点から丁寧に説いている。ChatGPTは関連するデータが多ければ多いほど精度は高くなる。行政文書や研究報告、書籍、新聞記事、電波媒体等で、いかに数多く語られてきたかという証左でもある。「環境文化」は、1990年、鹿児島県の「屋久島環境文化村構想」の中で「人間の活動と環境のかかわりや自然の恵み」という概念から始まった。以後、行政目標や研究テーマとして取り上げられ、30数年を経て、「持続可能な未来を築くために重要な概念」にまで成熟したことは感慨深い。ただ、査読が必要なことは言うまでもない。しばらく