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かごしま森のようちえん卒園式

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  毎年この季節になると元気な子供たちの卒園式に参加する。今年も3月17日にあった。土にもさわれない子が数日もすると森の中を走り回り目に見えて成長する。今年は5名が卒園した。活動を始めて9年、NPO法人になって4年が過ぎた。現在約20名が毎日通ってくる。吉野町の磯川沿いの斜面一帯約1000m2の広さの雑木林がフィールドだ。 かごしま森のようちえんフィールド  センス・オブ・ワンダー(感性を育むこと)が基本理念。今年も卒園証書を授与した。「あなたは雨の日も冬の寒い日も毎日森にかよい、たくさんの命とふれ、森の妖精とともに過ごしたことを証します。」森(自然)は厳しい時もあり、子どもたちは知らず知らずのうちに助け合うようになる。「生きる力は幼少期の自然体験と深く関わる」という報告があるが、感性を育むことは、どうやら優しさと強さを一緒に育むことに繋がる。9年の経験から得られた確信である。卒園児がどのような大人になっていくのか楽しみだ。  起業した市川女史をはじめスタッフの努力と保護者のご協力には頭が下がる。 一般社団法人地球温暖化防止全国ネット専務理事 岩田治郎  2016.4.6 卒業証書授与 卒園式会場 青空広場