離島から花三昧

  昨年8月から徳之島にある天城町へ月1回ペースで訪問している。「教育文化振興の町」を宣言して25年。外から評価される世界自然遺産ではなく、自分たちの物差しで地域を見直したい。そんな教育委員会や町の要請に応えて、担当職員と二人三脚で地域をめぐる。

 もっぱら人に会うのが私の仕事だが、それでも季節の移ろいを肌で感じることができるのは楽しい。

今年1月、寝姿山(ねすがたやま:女性が髪を垂らして横になっているように見える?!)をバックに菜の花が満開だった。
寒桜もこのとおり。奄美大島の居酒屋ではサクラ談義。「なんで4月に桃の花が咲くのか!」と、大学の入学式で初めて見た東京のソメイヨシノ。還暦を過ぎたオジさんたちと盛り上がった。

ソメイヨシノといえば、2月中旬に屋久島で満開になっているのを見かけた。梅?と思いきや、やっぱり桜だった。

そして2月下旬。泊まった天城町の宿では、コスモスが生けてあった。徳之島ではコスモスは年に何回もできるそうだ。
こちらは天城町役場の女子トイレ!
花を飾る習慣を子育て世代のお母さん方へ、と奮闘する農政課のSさんの心遣い。同2月下旬。





小栗有子 2014.3.4